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ひとりひとねこ(少年画報社)

「一家に一匹?いやいや時代は一人に一匹ですよ!」

複数猫を飼っているご家族なら、きっと大きくうなずいてしまうであろうこのキャッチコピー。家族それぞれ、「自分の猫」がいる、猫もそれをわかっている。そう、猫はなんとなく「自分のお世話する人間」「お気に入り」を、選んでいるフシがあるんですよね。

でもこの物語に注目して欲しいのは、それだけではありません。

保護猫カフェでスタッフがよくお客様にお伝えしている事なんですが

・保護猫達が可愛いと思うのと、この子と家族になりたいというのは少し違う感情で、理由や説明のつかない想いがある。ただ「この子だ」と理解する瞬間があります
・懐かない、人馴れしていないから可愛くないという事は全くありません

その他、「猫と暮らすっていうのはこういう事」そのままがたくさん、ちりばめられています。同じ家庭の中で暮らす家族の物語ですが、それぞれ世界で一つだけの猫とご自身が主役のストーリーの数々は、様々な年代や立場の方に共感をしていただけるでしょう。
出版社公式サイトで第一話を立ち読みができます。小さなエッセンスですが、地域猫をお世話する方の想いにも触れていただけるお話ではないでしょうか。