ホストファミリーのKです。私の体験談をお話します。
・諦めていた乳飲み子の飼育ができるチャンスが到来
まず、私はホストファミリーになるというより猫の殺処分ゼロの為のボランティアをしたいと思っていました。
テレビでの特集等を観て憤りや悲しみを感じるのですが自分に何が出来るか分からない悶々とした日々を送っていました。
更に少し前までは子供や家族の世話に追われて何も出来ずにいましたが、子供の手が離れ親の介護の心配も無くなった事で一気に自分の時間が増えた頃にアニマルエイドの条件が無く誰でも出来るというボランティア募集をネットで見つけて飛びつきました。
まずはシェルターのお掃除ボランティアを何度かしていて、職員さんに色々お話を伺っていたら私にはホストファミリーが合ってるかもと提案して頂き、
それから初めてホストファミリーに興味を持ちました。
以前うちで猫を飼う時に保護猫を探していて、乳飲み子の里親募集していた動物病院に連絡したところ乳飲み子飼育経験がない人では無理だと断られた事があったので一生乳飲み子を育てるのは無理かと思っていました。
それが、アニマルエイドでは乳飲み子講習会を開催していてそれに参加すればホストファミリーになれると!
夢のようなお話にまたもや飛びつきすぐに講習会に参加しました。
また、うちにはもう五匹も猫がいてこれ以上迎えるのは色々な意味で責任が持てないと思っていたので期間限定の預かりという制度がとても魅力的でした。
新しい猫を飼う疑似体験が何度も出来るなんて夢のようなシステム!と思いました。
・部屋に小さいシェルターを作り、家族を説得
しかし私の場合家族全員の同意という所が一番ネックになり、家族からは預かった猫に病気があって今いる猫達にうつったらどうするんだ!と反対されていました。諦めきれない私は保護猫を隔離出来る方法を色々考えて部屋の中に小さいシェルターを作る事にして着々と準備を進め、それを見ていた家族も少しづつ私の本気度を分かってくれて何度か目の話し合いの結果、一匹だけならとの条件で許可を出してくれました。
6畳の部屋に1.5畳ほどのスペースのシェルターを作りました。
半透明なプラ素材なので照明が必要無いし掃除が楽です。
組み立て式収納としてネットで売っているこのパーツは百均でも売っていますが、大量に必要だったので割安なネットで購入しました。
これ以外にも猫トイレの目隠しとしても使っていますし使わなくなったら普通に収納としても使えます。
心配性なのでペットカメラも設置しました。外出時や別の部屋にいても常に状況が分かるので安心出来ました。
・念願の乳飲み子だけでなく、大人猫にも癒される毎日
実際にホストファミリーをしてまずは9ヶ月程の中猫の風邪の療養お預かりをしました。なかなか症状が良くならずにかなり悩みましたが、
お預かり二週間位で中猫さんがなんと!
お膝に乗ってゴロゴロしてくれて!あの感動は忘れられません!
その後は初めての乳飲み子のお預かりで念願が叶い、寝不足や突然の発熱や血尿や離乳で大変でしたが結果は達成感しか残っていません!
そして子猫を連続してお預かりして今は障害のある大人猫をお預かりさせてもらってます。
どんな子でも大変な事もありますが可愛くて癒されて楽しい毎日を過ごさせてもらっています。
反対していた家族も今では預かり猫の様子を毎日見に来ています。
何かトラブルや分からない事がある度にホストファミリーのグループLINEで大騒ぎして先輩の皆様にアドバイスをもらってここまでやってこれました。これからもたまに大騒ぎすると思いますがよろしくお願いします。