里親さまへ譲渡の条件
- ペット可の住居に居住中であること
- 終生完全室内飼いをお約束いただけること
- 終生愛情と責任を持って飼育できること
- 伴侶動物としてのみ飼育し、再譲渡、販売、貸出、展示、動物実験などに利用しないこと
- 誓約書に同意して頂き、署名をしていただけること
- 規定の実費、支援金をご負担いただけること
- ペット保険にご加入いただけること
- 子猫の場合は譲渡後に必ず不妊去勢手術を行うことをお約束いただけること
- 現在飼い猫5匹以上と暮らしている方への譲渡は原則として行っておりません
ただし、看取りになる場合や健康上問題を抱えている猫等、条件によっては5匹以上でも譲渡可能となります(詳しくはお問い合わせ下さい) - 未成年の方、定職に就いていない方、60歳以上の方への譲渡は原則として行っておりません
ただし、シルバー対象猫に限り、65歳以上の方でも譲渡可能となります(条件がございます)ので、詳しくはお問い合わせ下さい - 仔猫の譲渡は原則55歳未満の方とさせていただいております
- 譲渡後の返却はお受けできかねます
- 必ず猫と面会し、十分にご検討しご納得の上で、譲渡申込みをお願いします
- 上記条件を満たしている場合でも、アニマルエイドが譲渡不適格と判断した場合、お断りする場合があります
その場合、譲渡不適格と判断した理由を申し上げる事はありませんのでご了承下さい
私たちは、一度人間に見捨てられ傷ついた猫たちに、新しいご家族の中で終生安心して暮らしてもらいたいと願っています。
いろいろと条件もございますが、ご理解賜りたくよろしくお願いいたします。
※里親をご検討中で、面会したい猫がおりましたら、下記の専用フォームよりお申込み下さい。
譲渡時のご負担金について
仔猫・成猫ともに一律、44,500円の実費をいただきます。
成猫は全頭に対して保護時に必要な治療と駆虫、3種ワクチン接種、ウイルス検査等と避妊去勢手術を実施しております。マイクロチップも装着致します。
仔猫は保護時に必要な治療と駆虫を行っております。
また、①3種ワクチン接種②ウイルス検査③マイクロチップ装着、の3点セットを行ってからの面会及び譲渡となります。
尚、仔猫・成猫ともにマイクロチップの登録が済んでいる場合、別途500円をご負担頂きます。
詳細は譲渡時にスタッフが詳しく丁寧に説明をさせていただいております。
疑問な点、分からない点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
里親申込書記入後、お引き渡しまで1日~1週間程度後のお引き渡しの場合は、実費の半分程度を内金として頂きます。
なお、内金発生後いかなる理由で譲渡不成立となった場合でも、内金の返金は出来かねますのでご了承ください。
単身者(一人暮らし)の方への譲渡も行っています
尚、ワンルームマンションや学生の一人暮らしなど、条件によっては譲渡をお断りする場合もございます。
詳しくはお問い合わせ下さい。
施設や会社等、自宅以外への譲渡について
現在アニマルエイドの猫達は、譲渡先を「一般家庭」と想定させていただいております。
詳しくは「施設や会社等、自宅以外への譲渡について」をご覧ください。
猫エイズキャリアについて
私たちは、病気猫・成猫・仔猫、、どんな子でも、その時に保護枠さえあれば保護します。
そして、外で生活する猫は、常に感染症の危険に晒されているため、私たちは結果的に高い確率でエイズキャリア猫を保護しています。
猫にも人間同様、さまざまな恐ろしい病気があります。
その子が生涯どんな病気になるのか?ならないのか?
どんな原因で、いつ虹の橋を渡ってしまうのか、それは誰にもわかりません。
譲渡前に調べて分かるのであれば知りたい、というお気持ちは分かりますが、ご縁を感じた子でも「キャリアだから」という理由で諦めてしまうのは、大変残念に思います。
エイズキャリアであっても、環境を整えストレスのない生活を送っていれば、発症することなく、天寿を全うすることもできます。
猫には腎不全や腹膜炎など、怖い病気はたくさんあります。
(100%の的中率ではない)簡易検査で、エイズだけを排除しても、あまり意味はないと考えます。
エイズキャリア、ということも、その子のひとつの個性と考えていただけませんか?
数十匹が雑多に暮らすシェルターより、いつでも人の気配があり、暖かくて静かな一般家庭で、キャリアと言われている猫たちを、のんびり過ごさせてあげていただけないでしょうか。
不安なこと、わからないことがございましたら、その子のこれまでの様子や性格、私どもの経験も踏まえて、喜んで相談にのらせていただきます。
どうか、エイズキャリアの子にも「おうちの子」になるチャンスを与えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
老猫について
可愛くて健康な子猫や若猫に比べ、老猫や病気猫の里親様に名乗りを上げていただけることは稀です。
里親様を待ちながら体調を崩し、関係者やご支援者様、職員の自宅に引き取られて、ひっそりと終わる事も珍しくありません。
それでもわずかな間でも一般のご家庭の穏やかな雰囲気で最期の時を過ごし、飼い猫として旅立つ事ができて救われています。
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猫の為の安全確保『シェルターへ帰ろう』
猫の里親様の条件として、終生飼育が条件の一つになりますが、里親様の死去、施設への入居や病院への入院、その他の理由により、
誠に不本意ながら、猫の継続飼育が困難になり、且つ、後見人様や親族の方が猫の引取りを拒絶された場合、残された猫は行き場を無くし保健所送りになる可能性すらあります。
そのような場合は、猫の安全確保のために、速やかにシェルターに帰って来られる道を作りました。
但し、無償ではありません。費用についてはこちらをご覧ください「猫の後見人制度」
私たちは幸せになってほしいと里子に送り出した猫が里親様のご事情で行き場を無くして、保健所送りになってしまうのを回避したいと願っています。
同時に、猫の引き受けを拒絶された後見人様や親族の方から、当然のように無償での引き取りを要求されるのも固辞致します。
シェルターは『猫棄て山』ではありません。
猫を保護依頼は凄まじい件数です。
今も外で保護を待っている野良猫や捨て猫、あるいは誰もいない室内で保護を待っている元飼い猫など、今、保護できなければ、その猫は死ぬしかない、というケースも多いです。
しかし、シェルターで使用している猫が一時的に暮らすケージは常に空きがありません。
一匹、里子に出る事ができたら、その空いたケージを使い、一匹保護という、自転車操業状態が長く続いています。
里子だからと、すぐに入れるケージは一つもありません。
シェルターではなく、ホストファミリー先やシェルター予備室等の状況を確認しながらの保護となります。
里親の皆様へお願いです。
どうか、愛する伴侶の為に備えて下さい。私たちの明日は誰にも分かりません。
最悪な結末も想像してみて下さい。愛する伴侶が野垂れ死をしないように備えて下さい。
もしかしたら、後見人や親族の方からは愛する伴侶の引取りを拒絶されるかもしれません。
あってはならないことですが、残念ですがよくある話です。
愛する伴侶の為に、万が一の際の選択肢はより多くご用意下さい。
どうか、皆様、宜しくお願い致します。
万が一の際の猫のシェルター再受け入れのご相談は365日いつでもご連絡下さい。