老猫について

老猫ついて

全ての猫に新しいお家を。

可愛くて健康な子猫や若猫に比べ、老猫や病気猫の里親様に名乗りを上げていただけることは稀です。
里親様を待ちながら体調を崩し、関係者やご支援者様、職員の自宅に引き取られて、ひっそりと終わる事も珍しくありません。
それでもわずかな間でも一般のご家庭の穏やかな雰囲気で最期の時を過ごし、飼い猫として旅立つ事ができて救われています。

 

私たちは老猫や病気を家猫として看取ることに深い愛情と喜びがを見出しています。
猫の看取りを多くされてきた方ならご理解頂けると思います。
短い間でも猫に深い愛情をかけ看取るということは、たとえ自己満足であったとしても、猫にとっても幸せな瞬間だったと信じています。

 

そもそも、猫と一緒に暮らそう、と考える理由ってなんでしょうか。
「可愛い」「楽しいそう」…色んな言葉は出てくると思いますが、「愛情を注ぐ対象が欲しいから」だと思います。
そして、私たちのような保護団体からの譲渡を検討される方は「不幸な猫を助けたい」という気持ちもお持ちでしょう。
猫という動物を「可愛い」と思い、捨て猫野良猫を「可哀想」と思う。
そんな優しい、ごく自然な感情で、里親様になっていただけるのだと思います。

 

そして、「可愛い」や「可哀想」を超えた先にあるもの。
それは愛です。
愛があるから痩せてがりがりでぼろぼろの姿の猫のお世話も苦になりません。
老猫病気猫の心の痛みや悲しみに共鳴して、自分の胸も痛くなるから、少しでも痛みを和らげたい、お世話をすることで自分自身が救われるような感覚です。
猫の手当をすることは自分の気持ちを手当をすることと同じです。

 

もし猫に対する気持ちが「可愛い」や「可哀想」でしっくりこないと感じたら、老猫、病気猫をお迎え下さることもぜひご検討下さい。

 

猫を助け、猫と暮らし、猫と愛を分かち合う。
2018年、広い世界の、日本の、埼玉の、更に上尾という場所で出会う猫というのは、ご自身にとって何か縁があって引き合わされたともいえませんでしょうか。
奇跡の出会いです。
ぜひ猫たちに会いにお越し下さい!
職員、スタッフ一同心よりお待ちしております!

シェルター長 森山