レスキュー現場報告 CASE1 樋口隊員より⑦

6月22日

長かった雨も止み、次の日も雨の予定でなく仕事が休みのこの日を狙って捕獲器三台車に積み込み妊娠猫ちゃん保護の為現場へ向かいました

現場に着くと現場で1番大きな若いキジの男の子がやってきます
この子はなぜかあんまり人を怖がらなく、車にも向かって来るのでいつも気をつけて車を停めます

カッコいいお顔と真っ黒なアイラインがキリッと入っているのでライオン顔ということで『シンバ』くんと現場では呼んでます

おそらく、キウイちゃんのパパです

捕獲器を出していると餌やりさんが来てセットしながら話しているとあっさりシンバくんIN

餌やりさんビックリ

『目の前でこんな簡単に入るんですねー』

いやいや、シンバくんだけです💦

でも、ここの子達は今まで誰も手術をしてこなかったので捕獲器を知らないので比較的簡単に捕まってしまいます
初めての捕獲器が私でよかった
怖い思いをしたからもう入ってはいけないよといつも思います
最近の動物虐待者は捕獲器を使うというので本当に怖いです

特にこんなに人に近づいてしまう子は心配で仕方ありません

ちなみにシンバくんはこの現場の近くのおばあちゃんの家で外で飼われている大型犬のドックハウスにワンちゃんと一緒に入って暖をとってました 笑
全く物怖じしません

そうこうしているうちに妊娠猫ちゃん登場

なぜか『鼻の下』ちゃんに追い払われるを繰り返しこちらに近付けません

まぁ、目の前で入るのはシンバくんくらいよね〜
と妊娠猫ちゃんが逃げて行った草むらの影へ捕獲器セット

そこで第1号さくら猫白ちゃん登場
また君なの?!入るのやめてねっっ(2回目)

白ちゃんはもう覚えたようで捕獲器にはこの後も入ることはありませんでした
ただ捕獲が終わってごはんが出てくるのを近くで座って待っていました(頭いい!)

そこで『パパ』登場
ここ半年くらい前から急に現れた猫でいつも誰かと喧嘩してるタフガイ
警戒心が強く、餌はかなり離れたところでないと食べません

おそらく、ライチちゃん、ドラゴンくんのパパ

『鼻の下』ちゃんは妊娠中はシンバくんといつも一緒にいましたが、子育て中は『パパ』と一緒にいて、草むらに子供達、鼻の下ちゃんがウエットの塊を咥えて子供たちのところへ、1番手前にパパが私達を睨み続けてる連携プレーをしていました
(子育て手伝わない、そんなところも『シンバ』❤︎)

パパしばらく捕獲器の前にて思案
それからウロウロ
頭のいいパパはどうやったらこの怪しげな箱へ入らずに唐揚げが食べれるかを考えているようでした

網の間から唐揚げをチョイチョイ

捕獲器は少しの振動でも扉が閉まるようにセットしてあります
これで扉が閉まってしまったら驚いて逃げてしまうと思い、手が唐揚げに当たらないように祈る樋口

しつこいパパ
もうやめてと願う樋口
もう無理だろうと諦めて帰る餌やりさん

願いは通じて(?)ここからは食べれないことを理解して捕獲器の中に入りかけてはやめてを繰り返しながらかなりの時間をかけてやっと扉は閉まりました!!

私が近づくとバンシャーの連続技を繰り出し
からの〜捕獲器の中で突進!!
20センチくらい勢いよく滑る捕獲器
パパワープ
ビビる樋口

※猫は本気を出すと捕獲器ごと移動できるようです

ごめんなさいを念仏のように唱えながら車まで運びました

つづく

紹介 大野

アニマルエイド:レスキュー隊長

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